​アリズ コピルアクとは

​「アリズコピルアク」の歴史や製造工程などをご紹介させていただきます。是非、ご購入前にお読みください。

   コピルアクの起源~コピルアックとは   

映画やドラマ、テレビなどで紹介され、日本でもコピルアック(コピルアク)を既にご存知の方は多いかもしれませんので、簡単に説明をさせていただきます。(既にご存じの方は、こちらから読み始めてください
 


コピルアクの起源は、インドネシアがオランダの植民地だった時代まで遡ります。
もともとインドネシアにコーヒーの木はありませんでしたが、オランダ人がインドネシアにコーヒーの木を持ち込みます。そしてインドネシア人労働者にコーヒーを栽培させ始めました。彼らが一生懸命栽培し、収穫されたコーヒー豆は残念なことにすべてオランダに輸出されることになります。オランダ人がコーヒーを楽しむためにインドネシア人労働者が栽培を命じられていたのです。オランダ人のために一生懸命コーヒーの栽培を続けたインドネシア人労働者達でしたが、やはり自分でも飲んでみたいという思いに駆られます。

ある時、労働者達が森を歩いていた時にジャコウネコの糞を見つけます。そのジャコウネコの糞の中にはコーヒー豆がありました。労働者たちはその豆を取り出し、きれいに洗ってコーヒーを淹れたところ何とも言えぬ素晴らしいアロマのコーヒーが出来上がりました。これがコピルアクの誕生となります。

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​インドネシアの各地では、現在でもオランダ植民地時代の建造物がよく見られます。

コピルアックは現在でも世界でも最も産出量が少なく、希少価値があるコーヒーです。

甘く独特で複雑な香味はジャコウネコの腸内発酵、消化酵素の働きで生まれるものであり、通常のコーヒーでは決して味わうことができないものです。オランダ植民地コーヒーが栽培可能ということと、ジャコウネコの生息地ということで、全世界のコピルアックのほとんどがインドネシアで生産されています。

 


ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演した「最高の人生の見つけ方」でも、死ぬ前に一度は飲みたいコーヒーとしてストーリーに出てきました。余命を宣告された二人が、開き直って本当にやりたいことを心の底から楽しむ姿は非常に印象的で考えさせられます。

 

 

安く大量に消費というこの時代において、コピルアックの香味を純粋に楽しむことはもちろん、非常に希少なコーヒーを楽しむことが人生を豊かにすることにも繋がるように思えます。

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   コピルアックの現状~偽物や低品質のものが流通   

非常に希少価値があり魅力ある香味のコピルアックですが、世界的に有名になるにつれ偽物や低品質なものが出回るようになってしまいました。人気のあるものや希少価値のあるものは、どうしても偽物や模倣品が出てしまうものです。

 

 

しかし、初めてコピルアックを飲まれた方が偽物や低品質なものを体験されて、「そんなに美味しいものじゃないな。」と思われてしまうのは非常に残念です。
 


偽物は、コピルアック100%と書いてあるにも関わらず、実際にはコピルアックは数パーセントしか使われていないというブレンドコーヒーです。中国の企業が関係しているブランドや、バリ島など有名な観光地、インドネシア以外で安く売られているものに多いです。
 


また低品質なコピルアックは、ジャコウネコを檻に閉じ込めて、無理やりコーヒーの実を食べさコーヒー豆を採取するというものや、糞から採取した豆の精製・加工が甘いというものがあります。劣悪な環境で、人為的に無理やり食べさせれば、ジャコウネコの健康状態も悪化し、コピルアックの需要なポイント「腸内発酵(=アロマが弱い)」が十分にされなくなります。

 

 

これは動物愛護という観点からも非常に問題であり、以前イギリスのメディアBBCにも大々的に取り上げられました。
そもそもコピルアクの誕生を振り返ると、コピルアクというのはあくまでも自然のサイクルの中で誕生する「自然の恵みもの」であるべきなのです。


 

また、コピルアックは「腸内発酵」「糞から採取」の後の「豆の精製・加工」が非常に重要です。精製・加工が甘いと、味に雑味が出て、コクや旨味が不十分になり、本来のコピルアックの美味しさが出ません。
「ジャコウネコを檻で飼育して人工的に作る」「精製・加工の手間を削る」というこことは、大幅にコスト削減ができ、より安価でコピルアクの販売が可能となるために現在でも行っている業者がいるのが現状です。
 

低品質なものでも「コピルアック」ということに間違いはないのですが、お客様には是非、本物の高品質なコピルアックを飲んで感動をしていただきたいです。

 

正直に申しますと、購入前に本物と偽物、高品質と低品質、見分け方は非常に難しいです。ただ、コピルアックの希少性と製造の手間、コストを考えるとある程度の価格になるのが自然です。市場の相場より極端に安いものは本物の可能性も低くなると考えられます。インドネシア現地で購入する場合でも、ツアーやガイドに連れていかれた場合は、そのコーヒーショップがツアー会社やガイドに結構な金額のマージンを払っています。そのマージンを考えると、販売価格がある程度高価になるのが自然です。
 

安いにしても高いにしても、価格には理由があります。こだわりを持ち、手間暇をかけた「本物」は価格的にどうしても高くなります。高品質のコピルアックを適正な価格で市場に流通するからこそ、本物のコーヒー農家や生産者がクオリティの高い仕事を続けていけるのです。
 

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​インドネシアのバリ島は世界中から多くの観光客が訪れます。。そのため、コピルアクを売っているお店も多い印象です。値段が安いものが偽物とは限りませんが、コピルアクの希少性や生産工程を考えるとあまり安いものは不自然です。

Ali’s Kopi Loewak~本物のコピルアックを作り続ける

「アリズ コピルアクの歴史」
1981年、Sayid Ali氏の父親、Kasiman Siswodiharjo氏が地元ジョグジャカルタでコピルアックを作り始めました。

 

 

作り始めた理由は、近所の人たちに飲んでもらい喜んでもらうということでした。

この当時、コピルアックは世界的にはまだまだ有名でなく、そのためコピルアックの生産者はまだインドネシアにも数えるほどしかありませんでした。あくまでも、インドネシアの人がローカルで楽しむというコーヒーだったのです。


しかしその後、各メディアでコピルアックが紹介され世界中で有名になるにつれ、急激にコピルアックを生産・販売するお店が増えていきます。同時に偽物や低品質品も急増します。そのような状況の変化の中でもAli氏の父親は大量生産はせず、品質を落とさず、近所の人に喜んでもらおうと地道に生産を続けました。

ジョグジャカルタはジャワ島のちょうど中心部に位置します。歴史的な建造物が多く、インドネシアの京都という雰囲気です。

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​ジョグジャカルタは中心分を離れると美しい田園風景が広がります。夕日が美しいことでも有名です。

2006年5月、ジャワ島中部地震が起こります。

震源地はジョグジャカルタのすぐ南沖。ジョグジャカルタは大きな被害を受けます。地震で多きな被害を受けた後、創業者Kasiman Siswodiharjo氏の息子、現在のアリズコピルアクのオーナーSayid Ali氏が復興のためにフランスから帰国しました。震災後、コピルアクを再度作れるようになるには2年の歳月を要しました。

 


2008年、Ali氏が父親のコピルアックを引き継ぎます。フランスのレストランで修業をしてきたAli氏は、父親のコピルアックを更に研究し独自のものに作り上げました。


創業の原点である「全てのお客様は自分にとって近所の方々で、その方たちを心から喜ばせるコーヒーを作る」、この精神は今でも「アリズ コピルアク」の理念として引き継がれています。

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「生産者のご紹介」

Sayid Ali 。1971年インドネシア ジョグジャカルタ生まれ。

フランスのレストランで修業をしたのち、故郷のインドネシアに戻り父親のコピルアクを受け継ぐ。

ジャズや絵画などのアートが大好きで、アートの町としても知られるジョグジャカルタで、地元の売れないアーティストのサポートも手掛けています。

100m道を歩くだけで、2、3人とは友達になるほど社交的な性格で、彼の家には毎日ひっきりなしにカフェのオーナーやアーティストたちが集まってきます。

「自然豊かな山がコーヒー農園です」

契約農場はジャワ島のサラティーガなど4つ。

一般的なイメージのコーヒー農園ではなく、自然の山自体が農園になっています。山には天然のコーヒーの木がたくさん生えています。「美味しいコピルアクは、天然のコーヒーの木、天然のジャコウネコから生まれる」、まさしく自然からの恵みものです。

農園のオーナーは山を毎日歩き、ジャコウネコの糞を探します。自然の山でコーヒーの豆を採取を採取するということはけっして効率的・安定的ではなく、一つも採取できない日が何日も続くことがあります。非常に生産量が少なく生産までの時間かかるため、どうしても高価になってしまいます。

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​サラティーガの農園。途中の道までは車やバイクで行けますが、そこからは地道に山道を歩きコピルアクを探します。

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山道を1時間ほど歩き、コーヒーの木が生い茂る小さな丘を登ったところにコピルアクがありました。

「アリズコピルアクができあがるまで」
「アリズ コピルアク」は、全て天然のジャコウネコが自然に食べたコーヒーの実のみを使って作られています。ジャコウネコは通常、完熟したコーヒーの実しか食べません。完熟して一番美味しい実しか食べないので、自然と最高のコーヒーができる原料となります。


天然の農園で自然に排出された糞から手作業でコーヒー豆を採取していきます。ほとんどのコピルアックは採取した豆をこの後精製していきますが、「アリズ コピルアク」はここで豆をそのまま貯蔵保管します。専用の貯蔵庫で約2~3年もの長期間にわたり貯蔵します。この工程で、豆が完全にドライな状態、バクテリアも完全になくなり、味が研ぎ澄まされます。一番、時間とコストがかかる工程ですが、コーヒー豆が「アリズ コピルアク」になる非常に重要な工程です。

 

2~3年貯蔵して、ベストになった豆は丁寧に洗浄され、手動の臼で皮を取り除いていきます。

 

最終段階では、手作業で豆をひとつずつチェックして欠陥のある豆を取り除いていきます。欠陥豆には様々なタイプがありますが、総じて欠陥豆が混入していると味に雑味が出てコーヒーが味に大きな影響を及ぼします。そのため、市場に出回っているグレードも価格も高いコーヒーは欠点豆も混入比率が少ないものが多くなっています。


 

この欠陥豆を取り除く作業はプロでも100%の状態にするのは難しいのですが、可能な限りパーフェクトな状態に仕上げます。機械では不可能でどうしても時間を掛けて人間がやっていくしかない地道な作業です。

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​一粒ずつ、豆を丁寧にチェックして仕上げてきます。手作業の工程が多く不効率ですがアリ氏には自分のコーヒーにこだわりがあります。

そうやって手間暇をかけた「アリズ コピルアク」は、まるでチョコレートのような甘い香味を持ち、独特のまろやかさ、コクをもったコーヒーに出来上がります。もしかすると今までのコーヒーへの固定観念が変わるかもしれません。

 

 

「アリズ コピルアク」は、豆のそのままで食べても香ばしく甘い味わいを体験できるほどです。
「コーヒーが苦手な家族が飲むことができた」「コーヒー独特の苦手な苦みがない」との声もご購入者様から頂いております。


また、「アリズ コピルアク」はローストし後、日数が経つほどコクが増すという特徴があります。これも一般的なコーヒー常識とは全く逆です。実際に、ロースト後すぐのものと、ロースト後1か月ほど経ったものを食べ比べてみれば分かります。


 

このように、非常に個性的でこだわりがあり、手間暇をかけた「アリズ コピルアク」です。是非、一人でも多くのお客様に本物のコピルアックを味わっていただけることを願っております。

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